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SNS広告とは?種類や特徴などの基本項目を解説

スマートフォンの普及により、利用者が急増したのがTwitterやFacebookといったSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。
SNSは国内のアクティブ利用者が数千万人以上とされる非常に有力な広告媒体であり、近年ではBtoB領域でも自社のブランドや商品をPRする企業が増加しています。
今回はSNS広告の基礎知識を解説します。

SNS広告とは?

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)とはFacebookやTwitterなどの世界中の人や情報が集まるコミュニケーションプラットフォームのことです。SNS広告はそのプラットフォームに設けられた広告枠に、テキストやバナー、動画などの多様な形態で広告を配信することができます。
国内では「5大SNSプラットフォーム」と呼ばれるものが主流であり、SNS広告の出稿先もこれらが大多数を占めています。

■5大プラットフォーム

  • facebook
  • Twitter
  • Line
  • TikTok
  • Instagram

BtoBの領域においても、SNS広告のほとんどは上記のいずれかへの出稿を検討することが多いです。

代表的なSNS広告の種類

1:Facebook

2020年時点で全世界26億人を超えるユーザーが利用しており、日本でも2,500万人を超えるアクティブユーザーが存在する最大規模のSNSです。ビジネスアカウントとして活用されることも多く、利用者の平均年齢も他のプラットフォームと比べると高いため、BtoB領域の広告とも親和性が高いSNSとされています。

■Facebook広告の特徴

  • 実名制なのでターゲティングの精度が高い
  • ログインして利用するためトラッキングが正確
  • 一般ユーザーからビジネスマンまで活用シーンが幅広い
  • 購買の段階ごとに豊富な広告素材やフォーマットが用意されている

2:Twitter

日本の月間アクティブ利用者数は4,500万人以上とされ、2019年時点の利用者の平均年齢は35歳とBtoB領域の広告ターゲットとも合致しやすいのがTwitter広告です。

■Twitter広告の特徴

  • ユーザー同士の二次拡散で潜在層への訴求が狙える
  • 二次拡散による高い費用対効果が期待できる
  • 細かいターゲティングが可能

3:Instagram

「インスタ映え」という用語が流行語大賞を獲得するなど、特に若年層の利用者が多いSNSがInstagramです。広告は1000円から出稿可能で、ブランド認知、クリック誘導、アプリのインストールなどキャンペーンの目的を設定できるため、広告運用の最適化が図りやすいのが特徴です。

■Instagram広告の特徴

  • 画像や動画のPRに適している
  • 若年層(特に女性)に対する訴求効果が高い

4:YouTube

世界的な動画サイト「YouTube」も非常に強力な広告媒体です。動画の視聴前や途中に広告を流す「インストリーム広告」と再生ページや検索結果に表示される「インディスプレイ広告」の2種類があり、それぞれパソコン、モバイル(スマホ、タブレット)のどの端末からでも表示されます。

■YouTube広告の特徴

  • インストリーム広告はスキップされると料金が発生しないため費用対効果が高い
  • ターゲットを絞って配信可能
  • リマーケティング広告が可能

5:LINE

LINEは国内の月間利用者数が8,800万人のコミュニケーションアプリです。連絡ツールとして日常的に利用する人が多いため、毎日使うユーザーが85%に達するなど高いアクティブ率が特徴とされています。

■LINE広告の特徴

  • SNSはLINEしか利用していない層がいるため新規獲得率が高い
  • ユーザーカバー率とアクティブ率が高い

6:Tiktok

10~20代前半にかけた若年層、ティーン層の利用者が多いのが中国のByteDance社が開発運営するTiktokです。公式では広告を通して、ブランドや商品認知のほか、UGC(ユーザー生成コンテンツ)による情報拡散、疑似体験によるブランドのベネフィットを感じてもらうことが実現できるとされています。

■Tiktok広告の特徴

  • インフィード広告に「いいね」や「コメント」などを付けられるので他のSNSへの拡散も狙える
  • ハッシュタグチャレンジ広告では、TikTokユーザーに動画投稿を促すことでエンゲージメントの向上が図れる

SNS広告の特徴

SNS広告は広告費や配信ターゲットを設定して配信する「運用型広告」となり、複数の広告媒体に自動で配信できる「フィード広告」にも対応しているので、媒体ごとのフォーマットに合わせる作業が必要ありません。
リスティング広告(検索連動型広告)と比べると、運用担当の負担を少なくしつつ広告展開できることも特筆すべき点といえます。

また、「年齢」「性別」「OS」「エリア」などで細かくターゲティングできるため、ユーザーが置かれている状況に応じて適切なアプローチができます。さらに、事前にターゲットやペルソナの選定を行い広告を配信する層を絞ることで、広告費を抑えて宣伝することができます。SNS広告は、精度の高いターゲティングで顧客にアプローチしたいときに有効的です。

SNSの種類と特徴に適した広告を配信しよう

SNS広告の代表的な種類について解説しました。SNSはプラットフォームの種類はもちろん、配信方法なども多彩なので自社のサービスやターゲットに適したものを選択しなければ高い費用対効果を得ることは困難です。また、いずれのSNS広告も正しく運用を継続する必要があります。オンラインアシスタントサービス「セリーズ(Selly-s)」では、SNSの運用経験があるスタッフがマーケティング代行を行っております。運用などでお困りの際は、ぜひお問い合わせください。

この記事の投稿者

新井 学(Manabu Arai)
2015年創業のインサイドセールス支援会社、株式会社ビズリンクスの代表。
営業オンラインアシスタント『セリーズ』、リード獲得サービス『リードコンシェル』を運営。 インサイドセールス、マーケティング、クリエイティブと企業成長を支えるビジネスサイドを幅広く支援。
法人営業20年、前職ではワークスアプリケーションズの営業責任者を務めるなどエンタープライズセールスの経験も豊富。
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