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バナー広告とは?クリック率の高い広告の作成ポイントを紹介

インターネット閲覧時にWebサイト上に写真やテキストでデザインされた「バナー広告」を一度は目にした人がいるのではないでしょうか。
バナー広告はWebにおいては非常にポピュラーな広告となります。今回はバナー広告の基本と成果を出すための作り方のポイントについて解説します。

バナー広告とは?

バナー広告とは、画像に広告主のサイトやLP(ランディングページ)などのリンクを張り、ユーザーにクリックしてもらうことで商品やサービスの購入につなげる広告クリエイティブのことです。
文字のみの「テキストリンク」もバナー広告と同じ目的で活用されますが、画像やGIFアニメーションを使って視覚的にインパクトが大きいバナー広告の方が、訴求力が高い傾向があります。

バナー広告によるクリック率の違い

前述のとおり、バナー広告はユーザーの興味喚起を促してクリックしてもらうことが目的です。そのため、バナー広告のデザインによってクリック率が大きく上下すると言っても過言ではありません。
バナー広告のクリック率を向上させるためには、主に「6つの素材」が重要になるとされています。それぞれの要素で考慮すべき項目を簡単に紹介します。

1.文字
フォントと字間・行間の調整
2.色
全体のトーンの選定と色の組み合わせ
3.図形
形状と表現方法
4.画像
レタッチ・加工、写真やイラストの選定
5.情報整理
メインキャッチ、サブキャッチで訴求する情報の取捨選択
6.画面構成
文字や図形、画像の配置とレイアウト

このような要素をそれぞれ適切に作成して組み合わせることが、クリック率の向上には欠かせません。また、複数のデザインのバナー広告を比較検討するA/Bテストを繰り返して、最適化を進めていくことも重要です。

ABテストとは、サイトのパフォーマンスを改善させるWEBマーケティングの手法の一つですが、効果を出すためには、「目的は明確に持つ」「仮説をしっかりとたてる」「優先順位の高い部分からとりかかる」などのポイントを抑える必要があります。

クリック率が高くなるバナー広告の作成ポイント

広告の運用担当者がデザインの知識を持っている、というケースはごくまれなため、バナー広告のクオリティを判断するのは難しいのではないでしょうか。
そこで前述したいくつかの要素について、クリック率を向上につながるポイントを解説します。

1.文字

修正前の課題 修正後
字間が開きすぎて読みづらい 全体の字間を詰める
強調したい部分が分かりづらい 最も重要な訴求点を明確にし、太字にする
横幅が揃っていない 文字と各要素の横幅を揃える
印象が固すぎる 明朝体からゴシック体に変更

2.画像

修正前の課題 修正後
文字の可読性が低い 背景色と文字色のコントラストを強める
画像に引き付けられない インパクトでユニークな画像、もしくは女性の画像に差し替える

3.色

修正前の課題 修正後
画像の色相が偏っており、ユーザーの視線を運びにくい 各アイテムの色相をバラつかせつつ、RGBの合計値を近くする

そのほか、商用利用可のストックフォト素材を使用するのであれば、商品と親和性が高いイメージ素材を選択することで、商品イメージが伝わりやすくなるなど、各要素でポイントはたくさんあります。よりコンパクトでユーザーに刺さるキャッチコピーの見直しなどを適宜行うことでクリック率をより高めることができるでしょう。

バナー広告のクリック率の改善には継続的で正しい運用が不可欠

バナー広告の基礎知識とクリック率に関わる要素について解説しました。バナー広告は一回作っただけで成果を挙げるのは難しく、継続的に運用してA/BテストやPDCAサイクルを回して改善し続ける必要があります。
オンラインアシスタントサービス「セリーズ(Selly-s)」では、バナー広告の作成を含めた広告運用支援を行っております。広告運用でお困りの際はぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事の投稿者

新井 学(Manabu Arai)
2015年創業のインサイドセールス支援会社、株式会社ビズリンクスの代表。
営業オンラインアシスタント『セリーズ』、リード獲得サービス『リードコンシェル』を運営。 インサイドセールス、マーケティング、クリエイティブと企業成長を支えるビジネスサイドを幅広く支援。
法人営業20年、前職ではワークスアプリケーションズの営業責任者を務めるなどエンタープライズセールスの経験も豊富。
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